SDGs私募債で寄付、環境美化に貢献

建設新聞に掲載されました。*以下、記事内容を記載しています。

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㈱親和コンサルタント(佐賀市)はこのほど、「さぎんSDGs私募債」を使って県土整備部に寄付を行った。

10月26日に県庁で贈呈式が催され、同社の盛永保弘代表取締役は、SDGsの持続可能な環境目標の一つ「陸の豊かさを守ろう」に資する事業への貢献の意思を伝え、目録を県担当者に手渡した。

同社は、これまで借用していた佐賀市卸本町の事務局ビルを買い取り自社ビル化することを決めた。それに伴い同私募債を活用。借入額3000万円の0.2%相当の6万円を県土整備部に寄付した。

同私募債は佐賀銀行が提供する社会貢献活動型の商品で、SDGsの普及拡大や社会的課題解決に取り組んでいる国や地方公共団体または教育機関に、寄付や関連物品の寄贈をするもの。

贈呈式で、盛永代表取締役が「食事などの環境美化に役立ててください」と目録を贈呈。県総務部税政課の吉永正課長は「大切に使わせていただきます」と受け取り、お礼として山口知事から感謝状を盛永代表取締役に送った。

盛永代表取締役は「平素より間伐材から作成した木杭の利用など、環境への配慮を意識している。今回の寄付も植樹や植栽などSDGsにつながる事業に使ってもらえたらうれしい」と思いを語った。

右から吉田課長、盛永代表取締役、佐賀銀行鍋島支店・鹿子高義支店長