早期発見で安全な橋梁を

定期点検を行いました

きょうりょうの定期点検を行いました.橋ごとに5年に一度の頻度で20項目以上にわたる点検を行っています.橋の下を人(第三者)が通れるところは第三者点検として落下物が発生しないか表面を念入りにチェックしていきます.

損傷が進むと危険性が増し,補修内容も大きくなります.安全円滑な交通のために橋梁の異変を早期発見できるよう定期点検業務は必要です.

暴かれた危険性

今回の点検で2つの橋に危険な箇所がありました.けたの下面に通常0.2mm幅までは軽微とされているひび割れにおいて,1.6㎜を超える幅のものが発見されました.別の橋では路面の鋼材がむき出しになっており,このままでは通る車がパンクを起こすなど事故の危険性につながります.

橋にもトリアージを

点検業務ではそれぞれの橋梁の状態を健全度で評価してリストにまとめます.それぞれの損傷を損傷等級で区分し,それに応じて部材ごとの健全度が決まります.今回の業務では早期に監視や対策を行う必要があるⅢの箇所と一部Ⅲの箇所が発覚しました.このまま悪化し大事になる前に国に報告します.

私たちを守る監視の目

 一見問題がない橋でも下から見上げると危険な状態な橋もあります.ただのひび割れでもコンクリートの中では鉄筋が破断してあるなど緊急を要する重大な問題を抱えているかもしれません.過年度との比較や損傷の場所,状況など様々なものに目を配り橋に潜む危険を探っています.

異常の早期発見は重大な事故への発展を防ぎ,補修の早期実現は橋の長寿命化につながります.効率的で信頼できる橋梁整備のために専門家が目を光らせているのです.